マンションの建替えを考えていますが何から手をつければよいでしょうか?

マンションの建替えを考えていますが何から手をつければよいでしょうか?

まず、相談をする前に、ご自分たちでできることを整理してみましょう。整理することは、コンサルタントに質問をするための準備にもつながります。

①管理はどうなっているか(自主管理か、管理会社に委託しているか) 
②管理組合があるか 
③管理組合の運営はどのようになっているのか 
④管理規約の最終改正はいつごろか 
⑤管理費・長期修繕積立金は徴収されているか 
⑥会計はしっかりしているか 
⑦販売会社(デベロッパー)はどこだったか 
⑧分譲時の契約書やパンフレットはあるか 
⑨竣工図書(設計図書)は保存されているか 
⑩住民間の人間関係(コミュニティー)はどのような状態か 
⑪所有者が住んでいるか、それとも賃貸化が進んでいるか

書き出すと簡単そうですし、「何を聞いているんだ、いまさら」という項目もあるかも知れません。しかし、現実にはこれらにすぐ答えられるマンションはきわめて少ないと思われます。

たとえば「②管理組合があるか」です。「マンションがあるんだから、管理組合もあるだろう」と判断しがちです。

管理組合には2つの考え方があります。区分所有法では、区分所有建物が存在することで管理組合が自然発生的にあるものと判断します。専門家は「三条団体」と区分所有法から引用してよびますが、これは区分所有者全員によって組成されます。

適法な管理組合が存在していないこともあります。複合型で住宅だけ、店舗だけで管理組合を作っているケースがありますが、全区分所有者で一つの管理組合を作っていない場合、たとえ、実務を行う管理組合であっても、適法な管理組合ではなく、建替え決議などはできたとしても無効な決議となります。

質問をする前に、できるところから整理をして見ましょう。理事たちが協力することによりそこから人間関係が作れます。

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