ら行

利用上の独立性(建物の部分の)

1棟の建物の部分が「構造上の独立性」を有している場合において、その部分だけで、独立して、住居、店舗、事務所、倉庫などの用途に使うことができる場合に、その建物部分は「利用上の独立性」を有する。たとえば、1階の部屋を通らなければ階段を上がって2階の部屋に行くことができない場合には、2階の部屋には「構造上の独立性」はあるが「利用上の独立性」はない(川島武宜編、「注釈民法(7)、物権(2)」、有斐閣、1968、360頁(川島一郎氏による区分所有法1条の注釈)参照)。建物の部分が独立して建物としての用途に供しうるのでなければ、その部分について所有権を認める実益がないからである(川島一郎、前掲、360頁)。

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